ベテラン不用品回収屋が教える!不用品回収と廃品回収、ココが違う!

ベテラン不用品回収屋が教える!不用品回収と廃品回収、ココが違う!

はじめまして、エバグリーンネオの飯田です!不用品回収業を20年ほど営んできた中で、引越しや大掃除のタイミングに「不用品回収」と「廃品回収」という言葉を耳にしながらも、その違いが曖昧な方が多いと感じています。「どちらに頼むべきか分からない」「無料回収って本当に大丈夫?」という疑問を抱える方も少なくありません。この記事では、そんな混同されがちな不用品回収と廃品回収の違いを、現場の視点から徹底的に解説します。


目次

1. 不用品回収と廃品回収が混同されるワケ

引越しや大掃除をきっかけに、いらなくなった家財道具や資源ゴミを一斉に片付けたい、というシチュエーションはよくあります。その際、「不用品回収業者に頼むべきか、廃品回収に出すべきか分からない」という声をよくいただきます。そもそも両者は、回収する品目や目的が異なるため、利用者からすると混同しやすいのかもしれません。ここでは、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。


2. 回収対象物の違い

● 不用品回収

  • 対象物:家具、家電、衣類、雑貨、寝具、粗大ゴミなど、家庭から出る不要品全般
  • :冷蔵庫・洗濯機・ソファー・ベッド・タンス・食器・書籍・おもちゃ・衣類など
  • 特記事項:まだ使えるもの、壊れているもの、リサイクル可能なもの、不可能なものなど「幅広く回収」できることが強みです。

たとえば、引越しで出る不用品をイメージしてください。大型家具や家電はもちろん、細々とした雑貨まで「とにかく全部処分したい」という場合には不用品回収業者が適しています。

● 廃品回収

  • 対象物:主に資源として再利用できるもの
  • :古新聞、雑誌、段ボール、空き缶、金属類、資源として再利用できる古着など
  • 特記事項:「リサイクル可能な資源ゴミ」が中心で、基本的に回収できる品目は限られていることが多いです。

新聞や段ボールなど、資源として売却できるものは廃品回収の対象になります。ただし、回収対象外の品が多いため、引越し時の大量の不要品には対応しきれないケースが出てきます。


3. 目的の違い

● 不用品回収

  • 主な目的:不要になった物を「処分」し、部屋をすっきりさせる
  • 特徴:家電や家具など、大きくて自治体の粗大ゴミだけでは処分しにくい物を一気に回収できるため、引越しや大掃除に便利

● 廃品回収

  • 主な目的:再利用できる資源を回収し「リサイクル」に回す
  • 特徴:紙類や金属類を中心にリサイクル可能な廃品を集め、業者がそれらを転売・再資源化して利益を出す仕組み

4. 料金体系の違い

● 不用品回収

  • 有料回収が基本
    不用品の品目や量、作業内容(解体や運び出しなど)によって料金が変わるのが一般的です。具体的には「トラック何台分」「重量」「個数」などで見積もられることも多いです。
  • 見積もりの必要性
    家の中から運び出す際の人件費や、リサイクル料金、車両費がかかるため、事前の見積もりは必須。

● 廃品回収

  • 無料または少額の費用で回収
    古紙や金属は業者が資源として売却することで収益を得る場合が多いため、無料や逆に少額の買い取りをしてくれるケースもあります。
  • 回収品が限定的
    あくまでリサイクル可能な品物のみが対象なので、「全部まとめて持っていってほしい」という希望には合わない場合も。

5. 「無料回収」を謳う業者への注意喚起

「無料回収」「高価買取」を大きく宣伝している業者には、注意が必要な場合があります。例えば、一部の粗大ゴミを無料回収すると言いながら、現場に来てから「特殊な処分料がかかる」と高額な請求をしてくるケースも残念ながら存在します。また、不法投棄を行う悪質な業者に依頼すると、依頼主に責任が及ぶ可能性もゼロではありません。

● 具体的なトラブル事例

  • 後から高額請求:電話や訪問時には「無料」と言っていたのに、引き取り後に多額の手数料を請求される
  • 不法投棄:処分費を浮かせるために回収した物を山中や路地に捨てる
  • 追加作業料の上乗せ:現場で「運ぶのに特別な作業が必要」などの名目で追加料金を要求

こういった業者に引っかからないためにも、事前に見積もりを複数社からとり、許可証の有無や評判をチェックすることが大切です。消費者庁も注意喚起をあげています。相談事もぜひお声がくださいませ。


6. 必要な許可の違い

● 不用品回収

  • 古物商許可:買取を行う場合に必要
  • 一般廃棄物収集運搬許可:自治体から委託を受けて一般廃棄物を回収する際に必要
  • 産業廃棄物収集運搬許可:事業系の廃棄物を扱う場合など

不用品回収を正規に行う事業者であれば、これらの許可をしっかり取得しているはずです。問い合わせ時に「許可証はありますか?」と聞くのは有効な手段です。

● 廃品回収

  • 自治体ごとの許可・登録:多くの自治体では、廃品回収を行う際に何らかの許可や登録が必要です
  • 無許可業者への依頼はリスク大:無許可の業者に引き取ってもらうと、不法投棄などトラブルになった際に依頼主も巻き込まれる可能性があります

7. 不用品回収業者の選び方

  1. 許可の有無を確認
    ウェブサイトや電話で問い合わせ、「古物商許可」や「一般廃棄物収集運搬許可」を取得しているかを確かめましょう。許可証の番号が明示されているかもポイントです。
  2. 複数社から見積もりを取る
    料金だけでなく、作業内容や追加料金の有無、損害賠償保険の有無なども比較することで、より安心して依頼できます。
  3. 口コミ・評判をチェック
    インターネットやSNSなどで評判を調べると、実際に利用した方の感想が参考になる場合が多いです。
  4. 所在地や連絡先が明確か
    倉庫や事務所の所在地が不明瞭で、連絡先が携帯電話のみという業者には注意が必要。万が一トラブルが起きた際にもスムーズに連絡を取れるよう、しっかり確認しましょう。

8. まとめ:状況に合わせて賢く使い分けよう

不用品回収と廃品回収は、回収対象物・目的・料金体系・必要な許可など、さまざまな点で違いがあります。家庭にある使える物から壊れた家電まで一括で処分したいときには不用品回収が向いていますし、段ボールや古新聞など、資源として再利用できるものだけを処分したい場合には廃品回収を利用すると手軽です。

  • まだ使えるものや価値のあるものが多い場合:不用品回収業者に依頼し、まとめて片付けるとラク
  • 資源ゴミとして出せるものが中心の場合:自治体の回収や廃品回収業者をうまく活用

いずれの場合も、「無料回収」に安易に飛びつかず、許可の有無や見積もり内容をきちんと確認することがトラブルを防ぐコツです。


9. 便利屋エバグリーンネオの紹介

エバグリーンネオでは、家電や家具、雑貨など幅広い不用品をまとめて回収し、**「ひとまとめにすっきり処分」**したいという方をサポートしています。長年培ってきたノウハウと、丁寧なスタッフ対応が強みです。

  • 豊富な実績:20年近く、数えきれないほどの片付け現場を経験してきました
  • 安心価格:お見積もりは無料。回収品や作業内容を踏まえて明確に料金を提示します
  • 丁寧な対応:大型家具の運搬から分別まで、安心してお任せいただけます
  • 許可証の取得:必要な許可をしっかり取得し、適切な手順で処分を行います

「不用品回収で困っている」「部屋の片付けをまとめて頼みたい」そんなときは、ぜひエバグリーンネオにご相談ください。専門スタッフが状況を伺い、最適なプランをご提案いたします。


お問い合わせ先

お気軽にご連絡いただければ、お見積もりやご相談は無料です。「不用品回収」と「廃品回収」を上手に見極め、安心・安全な片付けライフを送っていただければ幸いです。

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